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タケノコ加工場本格稼働 JA鹿本

2024.04.25
最盛期を迎えたタケノコの加工場

 山鹿市鹿北町にあるJA鹿本の筍(たけのこ)加工場で4月上旬、タケノコの水煮加工が始まった。4月下旬までに原料タケノコ500トン(前年比125%)の集荷を見込む。

 生産者から受け入れたタケノコは、まずボイルして皮を剥いだ後、缶へ詰めて冷蔵庫で保管。その後、缶から取り出して大きさ別に仕分け・整形し、規格ごとに缶詰やパックへ詰め直す。

 堀りたてタケノコの鮮度を維持したまま、その日のうちに加工した水煮は風味が良く肉質が柔らかいのが特徴。国産は少なく、需要が高く人気だ。

 JA特販加工課の岩下純也課長は「水煮は長期保存ができ、いつでもおいしく味わえる。JA鹿本の柔らかくおいしいタケノコを多くの消費者に食べてほしい」と話す。福岡や名古屋へ出荷する他、JA鹿本ファーマーズマーケットやオンラインストアで販売している。