JA菊池管内で「菊池水田ごぼう」を生産する同JAゴボウ部会の村上公治さん(55)の圃場(ほじょう)で11日、RKKテレビ番組「夕方LIVEゲツキン!」の生中継放送があった。出荷最盛期を迎えたフレッシュな春ゴボウが紹介された。
リポーターの上岡梨紗さんが、収獲体験やゴボウ料理を試食して味などを紹介。酢ゴボウやごぼう餅など料理された春ゴボウのおいしさを伝えた。
生中継に登場した村上さんは就農して21年目になり、5ヘクタールを経営する。収量1・5トンを目標に、土づくりにこだわり、病気予防に気を付け、消費者に満足してもらえるようにゴボウ作りに力を入れる。
村上さんは「寒暖差があり、雨にも恵まれ肥大が大きい。生育は順調で品質も良好。春ゴボウは柔らかく甘みがあり、味も濃くおいしいので多くの人に食べてもらいたい。酢に漬けた酢ゴボウで簡単に美味しく素材の味を楽しんでほしい」と笑顔でアピールした。
同部会では日量2000ケース(1ケース2キロ)を県内や関東、中京、関西、九州方面に出荷している。春ゴボウの出荷は6月下旬まで。2024年度は700トンの出荷を目指す。