ＪＡたまなは３月中旬、「河内晩柑」の収穫期を前に玉名市天水町で園地を調査した。部会役員や職員９人が手分けして生産者の園地を巡回。生育や園地の管理状況を確認した。玉の大きさや小玉比率、樹勢などから４月の収穫時期を決める。

　「河内晩柑」はグレープフルーツに似た見た目だが、苦みは少なくさっぱりとした甘味がある。２０２４年産はやや小玉傾向だが品質は良好だという。温暖な気候で凍害も無く、順調に育っている。

　ＪＡ指導販売担当者は「園地で大きさにバラつきはあるが、良い河内晩柑ができている。収穫までしっかり管理したい」と話す。