天草市の小学校で2月中旬、JA本渡五和果樹部会青年部が無償提供したポンカンが給食に登場。児童らは笑顔でポンカンを味わった。
同青年部は、子どもたちに地元の特産品を食べてほしいと、毎年、管内の保育園に甘味があり香りが強い低しょう系のポンカンを贈っている。2023年度は305キロを24の保育園に贈った他、同市の本渡学校給食センターと五和学校給食センターを通して小学校に320キロを無償提供した。本渡学校給食センターは同市の特産品を味わう「天草宝島デー」が設けており、その一環としてポンカンが登場した。
この日は同青年部員とJA職員が、同市立本渡南小学校5年生の2クラスを訪問。給食の時間を利用して、JAグループ熊本のテレビ番組「DoYouのうぎょう?合唱団」の映像を流してポンカンの生育から出荷までを紹介した。
児童らは「収穫してから1カ月貯蔵されることを初めて知った」などを話し、「おいしい」「甘い」とポンカンを味わっていた。