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実習生として高校生受け入れ JAや農業を学ぶ JA熊本市

2024.02.25
磯野部会長のハウスを見学する生徒

 JA熊本市は2月上旬の3日間、熊本中央高校の2年生3人をキャリアチャレンジとして受け入れた。

 未来を担う若者にJA事業や地域の農産物を学び、農業に関心を持って将来の進路選択の1つとして考えてもらうのが目的だ。

 同高校の生徒は初日に営農部農産直販課の担当者とインショップの搬入作業や加工品の荷造り、搬送作業を体験した。2日目はJAの野菜選果場と柑橘選果場を見学。3日目はJA白浜苺(いちご)部会の磯野功明部会長のハウスでイチゴの生育や出荷について学んだ後、合志市で開催中のJA植木まつりを見学した。

 JAは今後も地元の児童や生徒らの施設見学や職場体験の受け入れを積極的に行い、地域農業への理解促進に貢献できるよう活動していく。

 JA農産直販課の岡本久博課長は「3日間の実習にも関わらず、一生懸命に取り組んでくれた。JAや農業に少しでも関心を持ってもらえるよう、学生の受け入れは続けていく」と話した。