天草地域のポンカン栽培発祥の地である天草市下浦地区で2月4日、「下浦町ふるさと祭り」が開かれた。2024年産で栽培100年を迎えるポンカンを地域住民、生産者、JA関係者らが総出でPRした。
ステージイベントではポンカンを使った高積み大会やくまモンステージ、テント村ではポンカンを皮ごとスライスして練り込んだ「ぽんかん餅」の販売やポンカンの即売が行われた。
多くの来場者で賑ったくじ入りの餅投げでは、当選者に景品のポンカンが配布された。
JA営農経済部の田中誠部長は「同じ品種の柑橘類が100年栽培されることは極めて珍しい。長く生産されてきたことで生産者の生活を支えてきたポンカンを今後も大切にしていきたい」と話した。