JA本渡五和は1月上・中旬の3日間、農林中央金庫熊本支店の職員5人を農業体験実習生として受け入れた。
農林中金では毎年、入庫1年目の新入職員に実際の農業現場を体験してもらい、今後の業務に活かしてもらうことを目的に開いており、今回は新型コロナウイルスの影響で延期をしていた入庫2~3年目の職員を対象に実施した。
天草市下浦町の上小手孝さんの「デコポン」ハウスでは、3人が収穫を体験。同市五和町の小田豊さん宅では2人がカボチャとレタスの出荷を体験した。
上小手さんは「1年間の作業工程や気象状況に応じた栽培管理など興味を持って質問してくれた」と、小田さんは「農家の現状を少しでも理解してもらえたのではないか」と話した。