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地域住民へ恩返し 廃油せっけんを寄贈 JA熊本市

2024.01.17
会議支援事業所の代表者㊨へせっけんを手渡す瀬上支部長㊥

 JA熊本市女性部供合支部は12月下旬、JA熊本市東部管内の小学校、保育園、介護支援事業所の計5カ所と託麻北校区自治会長に手作りの廃油せっけんを寄贈した。同支部の役員3人とJA職員2人が巡回し、各施設の代表者に石けん10個(1個150グラム)を手渡した。

 同支部は毎年、女性部員から集めた廃油を使って石けん作りに取り組んでいる。本年度は地域貢献活動の一環として、11月に地域住民から回収した廃油約30リットルを使って製作。牛乳パックに入れて固め、約1週間後に型から外し、輪切りにしてラッピングした。

 瀬上カチ子支部長は「活動を通して地域に貢献し、少しでもJAを知ってもらい、利用拡大につながれば嬉しい」と話した。