熊本の農畜産物

イチゴシーズン本番 順調な出荷続く JA熊本市

2023.12.26
出荷する「ゆうべに」を手に取る磯野部会長

 JA熊本市白浜苺(いちご)部会が生産する2023年産イチゴが出荷本格化を迎えた。西区河内町の白浜集荷場で「ゆうべに」と「恋みのり」を関西、関東中心に連日出荷している。

 育苗時期の高温による花芽の遅れを懸念したが、順調に生育し、平年並みの11月中旬から出荷始まった。病害虫の発生もなく、順調な出荷が続く。

 部会は17戸が安定出荷と品質向上のため、果房数の制限や玉出し作業の徹底。ハダニの天敵を全戸導入し、減農薬栽培にも努める。

 磯野功明部会長は「小さい部会だが、部会員の連携が強く、信頼・信用できる。高品質集荷を目指し、全部会員が家庭選別を徹底している。安心して食べてほしい」と話した。