JAくま管内でトマトの出荷が順調に進む。猛暑により一部で裂果が発生したが、11月から気温も下がり品質は安定し、L中心となっている。12月は65トンの出荷を計画する。あさぎり町の中球磨選果場ではコンテナで持ち込まれたトマトの規格を従業員が確認。選果後は4キロ箱に詰め、日量約600ケース(4キロ)を関東方面へ出荷する。
JAトマト生産部会は7日、取引市場の担当者らを招き、今後の出荷計画と着色基準を確認した。実際に出荷されたトマトを着色基準表を用いて比較しながら意見を交換。
中村幸二部会長は「12月の収穫最盛期を迎えた。今シーズンは全体的に生産が難しい天候となったが、努力して品質の良いトマト作りを頑張ろう」と呼びかけた。