JA熊本市キャベツ部会は、「彩々丸」の出荷を始めた。来年1月まで続き、品種は「春のかおり」に切り替わる。キャベツ全体は6月中旬までで、5月の出荷最盛期は日量1500ケースまで増える見込み。総出荷量7万ケースを目指す。
2023年産は播種(はしゅ)時期から高温・乾燥が続き、病害虫が発生しているが、生産者の肥培管理で品質の良いキャベツに仕上がっている。
JA担当者は「今年は天候不順で厳しい栽培管理となったが、生産者の努力で品質・収量ともによい。生産者に少しでも多く還元し、高値で取引できるよう努めたい」と話した。