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カラー出荷開始 総量10万本めざす JA熊本市

2023.12.08
出荷したカラーを選別する園田部会長

 JA熊本市御幸カラー部会は11月中旬、カラーの出荷を始めた。初出荷日は540本を関東中心に出荷。今は週2回の荷受けだが、3月から最盛期に入る。最大で日量3500本まで増え、週3回の荷受けする見込み。5月上旬まで、総出荷数量10万本を目指す。

 部会では2人が38アールで栽培する。収穫から選別、箱詰めまで生産者の手作業だ。苞(ほう)が白い「ウェディングマーチ」と県育成品種「ホワイトトーチ」、苞が緑色の「グリーンカラー」と「レモングリーン」の4品種を出荷する。

 園田重信部会長は「昨年から『ウェディングマーチ』が肥料焼けで半分ほどの収量だが、『ホワイトトーチ』は倍の収量が出ている。日照時間が減ったことで『ウェディングマーチ』も生育が回復し、収量が増える見込みだ」と話す。