熊本の農畜産物

イチゴの出荷始まる JA鹿本

2023.11.29
イチゴの品質を確認する担当者

 山鹿市のJA鹿本鹿本町集荷所でイチゴの出荷が始まった。2023年産は、3L中心で甘く高品質な仕上がり。総出荷数量300トン、販売目標金額3億4000万を見込む。

 11月中旬、選果場には「ゆうべに」452パックが持ち込まれた。担当者が1つずつ品質を確認し出荷した。

 営農指導課の松本拓也さんは「今年は高温乾燥による影響で難しい中、生産者の徹底した管理で味・大きさとも上々の出来となった。JA鹿本のイチゴをぜひ食べていただきたい」と話した。主に熊本・関東・中部方面へ出荷され、3月上旬をピークに5月中旬まで続く。

 JAイチゴ部会は44戸で「ゆうべに」「恋みのり」「ひのしずく」「紅ほっぺ」を生産する。部会員一丸で品質管理を徹底し、年末の需要期に向けて安定生産を目指す。