ＪＡくまは、人吉市のふれあい館あゆ夢で女性セミナーを開いた。組合員や地域住民ら２１人が参加した。

　同セミナーは、地域の触れ合いの場づくりを目的に２０１８年に始まり、地元の農畜産物を使った料理教室を開く。６回目となる今回はズッキーニの他にトマトもメニューに加えた。

　くまもとふるさと食の名人で野菜ソムリエ上級プロの持田成子さんを講師に迎え「ズッキーニのポタージュスープ」や「まるごとトマトピラフ」など６品を企画。準備されたズッキーニとトマトは、ＰＲのため生産部会から無償で提供され、持田さんの指導の下、野菜の栄養素や調理方法、盛り付けのポイントを学んだ。

　ＪＡ総合企画課の岡優子さんは「地域住民と生産者との交流場が作れた。今後も両者の橋渡しとなる場づくりをしたい」と話した。