熊本の農畜産物

秋の味覚「太秋」初出荷 JA熊本うき

2023.10.24
目ならし会で着色基準を確認する部会員

 JA熊本うき管内で10月中旬、柿「太秋」の出荷が始まった。11月中旬まで総出荷量20トンを目指す。

 出荷に先駆けて10月中旬、JA東営農センターで目ならし会を開き、出荷規格や着色基準を確認した。JAでは秀品率向上を目指した指導を実施。直売所を中心に出荷する贈答用化粧箱入りの販売数を増やし、生産者の所得向上につなげる。

 2023年産は台風の影響はなかったが、高温による乾燥期が続いたため、厳しい環境での栽培となった。

 長谷誠一部会長は「JAや関係機関と協力しながら、品質にこだわった太秋の出荷に努めたい」と話した。

 JA柿部会では43人の生産者が8ヘクタールで栽培する。