熊本の農畜産物

「でこなす」出荷開始 JA熊本うき

2023.10.16
出荷が始まった「でこなす」の選果

 JA熊本うき管内で10月、「でこなす」の出荷が始まった。初日はJA熊本経済連第二園芸集送センターで430ケース(1ケース4キロ中心)を選果。2024年6月まで全国各地に総出荷量1600トンを目指す。

 管内では、31戸が9・5ヘクタールで「PC筑陽」を生産する。23年産は高温期の影響が懸念されたが、適切な管理でボリュームとツヤのある果実に仕上がった。部会は秀品率と収量向上を目指し、生産者や指導員、関係機関と栽培技術の確立を図る。この他、正確な出荷計画で有利販売へとつなげる。

 JA営農指導部園芸二課の山下圭馬指導員は「生育は順調に進んでいる。スピード感を持った情報共有を心がけ、収量増につなげたい」と話した。