熊本の農畜産物

大玉で良質な栗出荷 JAやつしろ

2023.10.14
良質な栗出荷へ選果

 JAやつしろ北部総合青果物センターでは、10月上旬まで栗の出荷が順調に進んだ。出荷計画は6.5トン。

 JA東陽栗部会は、32戸が6ヘクタールで栽培。品種は「丹沢」「杉光」「筑波」「銀寄」「利平」「ポロタン」で、特に「利平」に力を入れる。有機栽培と作業の省力化に取り組み、牧草のイタリアンライグラスを植え、雑草が生えにくいよう工夫を凝らす。

 JAの堀田将輝さんは「昨年は雨が少なく小玉傾向だったが、今年は適度な降雨で大玉の良質な栗を出荷している」と自信をみせた。