ＪＡ鹿本では９月１２日から、極早生品種の温州ミカン「肥のあかり」の出荷が始まった。

　同日、熊本市北区植木町にあるＪＡ南部選果場には、生産者１０人が約１３トンのミカンを持ち込んだ。

　選果場作業員が傷などを目視で見分けた後、光センサーによる糖度測定などを経て箱詰めされたミカンは、関東・関西方面へ出荷された。

　ＪＡ営農指導課の内田稔職員は「今年は着果が多くやや小玉傾向だが、内容の良い果実に仕上がっている。ぜひ多くの方に食べていただきたい」と話す。

　極早生以降は、早生温州、中生温州、普通温州と２月下旬まで出荷が続く。約660トンの出荷を目指す。