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吉野梨 品質に太鼓判 JAやつしろ

2023.09.20
一玉ずつ手に取り検査する永田部会長

 JAやつしろ吉野果実選果場では、梨の出荷が順調だ。7月中旬から「幸水」「豊水」「秋麗」「あきづき」「新高」などを出荷。9日には新高梨品評会を行った。9月末まで500トンの出荷を予定している。

 JA竜北梨部会の永田一成部会長は「近年で最高の梨に仕上がっている。暑い日が続くので旬の梨を味わってほしい」と語った。

 氷川町の吉野地区は、梨の植栽から117年と歴史が古く熊本県内はもとより関東、関西方面など全国へ出荷する。2004年から台湾へ「新高」を輸出し、吉野梨ブランドを築いている。 

 部会は11年前から郵便局と連携し、ゆうパックで全国へ発送する。7月下旬には藤本一臣町長や関係者20人で出発式を行った。

 秋分の日には第18回氷川町梨マラソン大会が開かれ、同部会女性部が「新高」を振る舞う。