熊本の農畜産物

栗出荷始まる 共同選果を徹底 JA熊本うき

2023.09.07
生産者により共同選別される栗

 JA熊本うき管内で秋の代表的味覚である栗の出荷が始まった。JA栗部会中央支部では8月下旬から、共同選別がスタート。9月中旬以降にピークを迎え、10月中旬まで総出荷数量約25トンを計画する。

 下東支所前倉庫に持ち込まれた栗を生産者らが協力して選別した。同部会では家庭での一次選別に加え、支部ごとに共同選別することで品質の安定を図っている。

 主な品種は「丹沢」「杉光」「利平」「筑波」で、県内を中心に、大阪や東京にも出荷する。

 果樹特産課の古田智範課長は「収穫期に適度な雨もあり、順調に収穫が進んでいる。選別を徹底し、高品質な栗の出荷に努めたい」と話した。