
JAやつしろトマト加工所では、8月中旬から八代市特産のイチジクの加工・販売に取り組む。同JAはイチジクの規格外品を買い取り、洗浄・トリミングをして冷凍して販売する。生産者との検討を重ね2015年から買い取を始めた。
冷凍イチジクの生産量は年間1000㌔ほど。ヨーグルトソースの原料や、セミドライで洋菓子にトッピングされるなど幅広く使用される。
6次産業化を担当する総合企画課の益田耕平さんは「圃場に捨てる農産物を無くすのはJAの使命。加工品は周年で販売でき、PRに繋がる。今後も販路拡大を目指したい」と話した。
同JAは、地元企業とコラボして特産の生姜とトマトを使ったドレッシングを商品開発するなど、規格外農産物の加工に積極的に取り組んでいる。