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[未来を見つめる わたしの地域のSDGs](110) 農業の大切さを学ぶ アグリキッズスクール JA熊本市

2023.09.14
牛に餌やり体験をするスクール生

 JA熊本市は9月2日、熊本県立熊本農業高等学校で第2回親子参加型あぐりキッズスクールを開いた。管内から集まった小学3~6年生のスクール生とその保護者、JA職員ら約50人が参加。スクール生は体験を通して、食、命、農業の大切さを学んだ。

 この取り組みは、持続可能な開発目標(SDGs)の目標4「質の高い教育をみんなに」につながる。

 今回は同高校と連携して、室内で菓子作り、ハンカチ藍染め体験、野外で動物ふれあい体験、バター作りの4つの体験を企画。同高校の在校生が講師となって、マドレーヌ作りや藍染めハンカチを作り、動物ふれあい体験ではホルスタイン牛への餌やり、搾乳、子牛とのふれあいを体験した。牛の一生や命の尊さの説明を受け、スクール生は真剣に話に耳を傾けていた。

 参加した親子は「初めて体験することばかりで、とても勉強になる。親子で良い思い出ができた。次も楽しみにしている」と笑顔を見せた。

 2023年度は年5回の開催を計画している。今後も地域に寄り添うJAを目指して積極的な活動に取り組む。