熊本の農畜産物

梨「豊水」出来は上々 JA熊本市

2023.08.30
梨の選果をする作業員

 JA熊本市梨部会が栽培する「豊水」は8月下旬まで、総出荷量50トンを見込む。2023年産は長梅雨で小玉傾向だが、その後の晴天が続き糖度が高く、上々な仕上がりだ。

 部会では22人が約8ヘクタールを作付けする。8月上旬に初出荷を迎え、最盛の中旬には日量4トンを出荷した。梨を身近に感じてもらうためJA管内の各支店で1袋(3キロ)を特別価格で提供する。

 選果場の職員は「今年もおいしい梨に仕上がっている。旬の梨を多くの人に食べてほしい」と話した。