ＪＡ本渡五和女性部は７月下旬、上天草市の県立天草青年の家でミニデイサービスを開催し、管内の高齢者３１人が参加した。

　ミニデイサービスは、６５歳以上を対象としてレクリエーションなどに自主的に参加してもらうことで、健康な体づくりと認知症予防を目的としている。組合員、利用者の健康づくりを支援するこの取り組みは、持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）の目標３「すべての人に健康と福祉を」につながる。

　コロナ禍前はＪＡの温泉施設を利用して、屋内で活動できる認知症予防体操やトランプゲーム、ブロックパズルなどを行ってきたが、今回は、より健康づくりに力を入れようと屋外でプレーするグラウンドゴルフを計画した。参加者は屋根付きグラウンドで６チームに分かれプレーを楽しみ、ホールインワンが出ると手をたたいて喜んだ。参加賞や景品は全てエーコープマーク品を用意した。参加者は「周りの方と話しができ楽しかった」、「またみんなで参加したい」などと話し、参加者同士の交流も深まった。

　同女性部では１４グループが健康体操やミニバレー、フラダンスなど活動を行っている。今後もミニデイサービスや研修会を通じて健康な体づくりを支援する計画だ。