熊本の農畜産物

梨「トンネル幸水」の出荷始まる JA鹿本

2023.08.09
選果される「トンネル幸水」

 JA鹿本で7月下旬、梨「トンネル幸水」の出荷が始まった。「トンネル幸水」とは、2月下旬から5月上旬までビニールで屋根を作り栽培する。露地栽培より7~10日ほど早く出荷できる。

 営農指導課の村上奨さんは「交配時期から天気が良く着果良好で、生産者の徹底した栽培管理のもと、例年通り高品質な梨に仕上がっている」と話した。

 JAナシ部会は、12人で約5ヘクタールを栽培。7月下旬から「露地幸水」「秋麗」「豊水」「あきづき」「新高」「新興」「愛宕梨」と品種を変え、8月下旬をピークに11月下旬まで九州、関東の市場へ出荷する。