熊本の農畜産物

梨「秋麗」の出荷始まる JA菊池

2023.08.13
出荷基準を確認する梨部会員

 JA菊池梨部会が生産する梨「秋麗」の出荷が8月8日から始まった。2023年産は梅雨の大雨の影響が心配されたが、順調な仕上がりだ。大阪・東京方面に8.5トンの出荷を見込む。出荷は8月下旬まで続く。

 本格出荷を前に、3日、山鹿市のJA熊本経済連第一園芸集送センター鹿央選果場で目ならし会を開き、出荷基準を確認した。

 同部会の岩永敏行部会長は「23年産は摘花に追われた。生産者の努力で糖度も高く品質の良い梨ができた」と笑顔で話した。

 同JA営農部梨担当の宮川翔さんは「盆は家族みんなで旬の梨を食べて欲しい」と話した。