
JA鹿本の園芸部OB会と青年部植木地区は7月、ジャンボスイカ品評会を開いた。35玉が出品され、132kgのスイカが過去最高重量を記録した。
品評会は、特産スイカのPRや生産者の親睦を深めるため毎年開催し、今年で34回目を迎えた。観賞用や飼料用に栽培される米国原産の「カロライナクロス」を出品し、重さを競い合う。
計測の結果、これまでの記録を2キロ上回り重さ132キロ、縦88センチ、胴回り190センチのスイカを育てたOB会の菊川敏徳さん(66)が最高重量を更新し1位を獲得した。菊川さんは4回目の出場で今回は5玉を出品。「孫たちと一緒に愛情たっぷりに育てた。一緒に喜びたい」と話した。
ジャンボスイカは品評会後、熊本県庁と熊本市役所へ寄贈し展示されるほか、関東中心の市場へ出荷し量販店や大型スーパーなどに並ぶ予定だ。