熊本の農畜産物

ハウスミカン出荷スタート JA熊本市

2023.07.26
ハウスミカンを箱詰めする作業員

 JA熊本市柑橘(かんきつ)部会ハウスミカン部は6月下旬、ハウスミカンの初選果をJA柑橘選果施設で迎えた。当日は2.5トンを、地元市場を中心に出荷した。作業員の目視や機械センサーで傷の有無、大きさ、糖度などを調べ、等級ごとに箱詰めをする。出荷は8月中旬まで続き、総出荷量100トンを目指す。

 2023年産は生産者の徹底した温度、水管理で高品質に仕上がっている。S、M玉中心に甘みと酸味のバランスがとれたミカンを出荷する。

 同部では生産者5戸が約2ヘクタールで品種「宮川早生」「興津早生」などを栽培。水分管理を徹底し、品質向上に努める。

 上野洋治部長は「高品質で申し分ないミカンができている。試食宣伝会などでたくさんの人に手にしてもらいたい」と話した。