
JAたまな管内で6月中旬、ハウスミカン「グリーンハウス」の出荷が始まった。初日は2トンを県内や東北、関東方面などに出荷。Sサイズ中心で7月上旬がピークで8月上旬まで続く。
ハウスみかん部会では部会員9人が2ヘクタールで「グリーンハウス」「レギュラー」を栽培。出荷目標は110トン。通常の段ボール箱出荷に加え、厳選した品をパック詰めして付加価値を付け、高単価販売を目指す。
ハウスミカンは皮が薄く果実が柔らかいのが特徴。水や温度などを徹底して管理するため、甘味が濃い仕上がりになる。
JA中央みかん選果場では従業員が手作業で1個ずつ傷の有無などを確認。光センサーで糖や酸度を測り、大きさごとに箱詰めする。
JA指導販売担当者は「ハウスミカンのおいしさを多くの人に味わってもらいたい」と話した。