熊本の農畜産物

グリーンハウスミカンの出荷開始 JA鹿本

2023.06.27
選果される「グリーンハウス」ミカン

 JA鹿本で県内一の生産量を誇る「グリーンハウス」ミカンの出荷が始まった。7月中旬にピークを迎え、8月下旬まで続く予定。2023年産は、主に東京や大阪、熊本へ160トンの出荷を目指している。

 「グリーンハウス」ミカンは、緑色の見た目に反し、熟した鮮やかなオレンジ色の果肉が特徴。今年産も例年通りS玉中心で、甘味と酸味のバランスが良く高品質に仕上がっている。JA鹿本みかん部会ハウスみかん専門部の「グリーンハウス」ミカン生産者は8人で3.55ヘクタールを栽培している。

 6月中旬、JA南部選果場には、生産者が持ち込んだ2トンを選果し、全国の市場へ出荷した。

 営農指導課の内田稔さんは「生産者の徹底した温度・水管理で、順調に生育している。今後も生産者の支援に努め、販売促進を図っていく」と語る。