ＪＡ鹿本でアスパラガスの夏芽の出荷が始まっている。６月下旬をピークに１０月下旬まで、九州や中国、中部地方などへ出荷する。

　２０２３年産は、早いもので１月下旬から出荷が始まり、５月までを「春芽」、６月以降を「夏芽」として、総出荷量２２０トンを目指す。品種「ウェルカム」を中心に、ＪＡアスパラ部会８５人が１３ヘクタールの圃場で栽培する。

　6月上旬、７３人が１．２トンをＪＡ菊鹿選果場に持ち込んだ。選果場作業員が丁寧に選果・箱詰めした。

　守川和好場長は「４月下旬～５月上旬に低温で推移したため、例年より出荷量が伸び悩んでいたが、現在は回復傾向にある。Ｌサイズ中心でみずみずしく甘味があり上々の出来となっているので、今後に期待したい」と述べた。