
JA熊本市ミニトマト部会では「千果」が出荷最盛期を迎えた。「千果」は花数が多く、成長速度も速いため収量増が期待ができる。部会は8人が6.3ヘクタールに栽培する。5月上旬で日量4、5トンを関東、近畿を中心に出荷。出荷は6月末まで続き、総出荷量800トンを目指す。
2月、3月の寒波で生育遅れの心配があったが、4月の好天に恵まれ順調に生育。病気はなく、着果、果実肥大良好な仕上がりだ。
部会は堆肥を主体にした土作りや、防虫ネット、粘着シートを利用した減農薬栽培など安全・安心に配慮した生産管理を徹底する。
営農指導員は「市場や関係機関と連携して、生産者の所得向上につながるよう有利販売に努める」と話した。