熊本の農畜産物

生ニンニク出荷最盛迎える JAくま

2023.05.28
持ち込まれたニンニクの品質を確認する担当者

 JAくま管内で生ニンニクの出荷が本格化している。5月上旬、JA下球磨第一選果場に約1トンの生ニンニクが持ち込まれた。昨年より全体的に大きく、現在は2LとLサイズが中心。10キロ箱に詰めた生ニンニクを関東と九州へ出荷した。

 担当者は「今シーズンは寒波や降雨などの影響が心配されたが、生産者の努力で品質も良く仕上がっている。これから出荷量も増えてくる」と話した。2023年産は20トンの出荷を見込む。生ニンニクの出荷は6月中旬まで続く計画で、その後は乾燥ニンニクの出荷が始まる。

 JA中央地域ニンニク部会は病害虫の発生リスクが高まる時期など生育ステージに合わせた現地講習会で、情報共有を強化している。