熊本の農畜産物

マンゴー出荷本格化 色づき糖度良し JA熊本うき

2023.05.24
マンゴーを選果する職員

 宇城市三角町で、マンゴーの出荷が本格化している。糖度は高く色づきも良く、例年並の高品質な仕上がり。総出荷量は1万玉(約3.5トン)、販売金額1600万円を目指す。出荷は6月下旬まで続く。5月下旬の最盛期には日量約600玉以上の出荷を見込む。

 県内でマンゴー栽培は珍しい。同町の温暖な気候を生かし栽培されるマンゴーは、市場の評価も高い。

 JA熊本うきマンゴー部会は4戸が40アールで栽培。JAの選果場で糖度や熟度、外観などを確認し、箱詰めする。週3回の選果で関東や東北、地元直売所を中心に出荷。道の駅直売所「サンサンうきっ子宇城彩館」(宇城市)でも販売する。

 選果場の髙浦翔平さんは「良いスタートを切れた。今後も高品質なマンゴーの出荷に努めたい」と話した。