
JA阿蘇は、2023年4月から肥料価格高騰対策として独自で「JA阿蘇資材高騰化対策」に取り組んでいる。
この取り組みは国の肥料価格高騰対策と同調しながら行っており、肥料など購入時の手数料率を肥料価格の2.0%、飼料価格の0.5%軽減する。手数料率軽減の対象は肥料・飼料2種類。この取り組みは24年3月31日まで行う。
また、同JAではこの取り組みと併せて、国の肥料高騰化対策の周知にも力を入れており、秋肥の注文では1300人を超える利用者から申請があった。
同JAでは引き続き春肥の注文に向けた利用者への周知・申請について支援する。
JA担当者は「コロナ禍や国際情勢の影響で原材料不足などを発端にした肥料・資材価格の高騰が続く中、生産への影響を少しでも軽減し、安心した営農継続の一助として活用して欲しい。このJA阿蘇独自の高騰化対策は始まったばかりなので、たくさんの組合員に利用してもらえるよう周知を徹底したい。」と話した。