
JA熊本市花卉(かき)部会が栽培するハナショウブが4月中旬、初出荷を迎えた。同日荷受けした6ケース(1ケース花100本・葉250本)を関東中心に全国へ出荷。5月上旬に出荷最盛期を迎え、日量60ケースまで増える。6月上旬まで続き、総出荷量500ケースを目指す。
2023年産は天候に恵まれ、例年通り順調に生育している。このまま晴天が続けば今後の収量にも期待できる。
同日、熊本市南区にあるJA御幸資材センターで23年産の出荷規格査定会を開いた。部会員が早朝から持ち寄ったハナショウブの長さと重さを計測し、出荷規格や等級を確認した。
田畑一之部会長は「今年も品質の良いハナショウブができている。市場からの期待も高い。約1カ月間、部会員一丸となってがんばっていこう」と話した。