
JA熊本うき管内の下東地区(下益城郡美里町、宇城市豊野町)で、ハウス栽培の桃の花が見頃を迎えている。
美里町でハウス桃15アールを栽培する髙田良一さん(74)のビニールハウス内では3日、薄ピンクの花々が一面に広がり、春の香りを漂わせている。
管内で栽培する主な品種は「ちよひめ」「はなよめ」「日川白鳳(ひかわはくほう)」の3種。JAハウス桃部会の生産者4人が約40アールで栽培する。今年は例年より1週間ほど遅い開花となった。生産者は5月以降の収穫期に向けて交配作業に励む。
髙田さんは「大玉で高品質な桃を消費者に届けられるよう、管理に励みたい」と話した。