熊本の農畜産物

葉付きデコポン出荷スタート JA鹿本

2023.03.15
選果される葉付デコポン

 JA鹿本では2月下旬、贈答用としてもぴったりなこだわり商品「葉付きデコポン」の出荷が始まった。3月下旬まで主に関東、関西方面へ総出荷量21トンを見込む。

 「不知火」のうち一定の基準を満たしたものを県統一ブランド「デコポン」と呼ぶ。「葉付きデコポン」はデコポンの基準に加え、樹上熟成させたものを、長期保存可能な鮮度保持袋に入れて葉を付けたまま詰め出荷する。JAではJAみかん部会デコポン専門部33人のうち、12人が葉付きデコポンの栽培をする。

 南部選果場では3月3日、生産者4人が持ち込んだ約2トンの葉付きデコポンを選果、出荷した。JA担当者は「本年産の葉付きデコポンは糖と酸味のバランス良く美味しく仕上がっている。最後までしっかりと販売したい」と話した。