
JA熊本うきは2月中旬、JA本所で外国人技能実習生を受け入れている農家を対象に労務研修会を開いた。人手不足や働き方改革に対応する農業経営と労務管理を学び、より良い労働環境の実現を目指す。その他、1日単位で農業の現場で働くことができるアプリ「デイワーク」についても学んだ。
研修会には農家やJA関係者ら25人が参加。社会保険労務士の西原哲朗さんが、外国人技能実習生の労働条件や労働基準法、農業の労務管理のポイントなどを分かりやすく解説した。
西原さんは「これからさらに労働力が不足する時代になる。志のある経営を第一に、責任ある雇用で労働環境を整え、新しい農業の形を目指してほしい」と話した。
この他、労働力を求める生産者と短期で仕事を求める求職者をマッチングするアプリ「デイワーク」についても取り上げた。運営するKamakuraIndustries(株)の原雄二代表が、デイワークのメリットや使い方の実例を挙げながら解説した。