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管内26の保育園にポンカンを贈呈 JA本渡五和

2023.02.25
紙芝居のクイズに答える園児ら

 本渡五和農協果樹部会青年部は2月13、14日の2日間、ポンカン325キロを管内26の保育園に贈呈した。子どもたちに地元の特産品を食べてほしいとの願いから、ポンカンの中でも甘味があり香りが強い低しょう系を用意し、青年部員が保育園を巡回した。希望があった5つの園ではミカンがどのように栽培されているか、紙芝居を使って説明した。

 天草市本町の本町保育園では、同部の倉田政幸部長が紙芝居でミカンの木を見せながら「この木にはどれだけの数のミカンがなっているでしょう」とクイズを出すと、園児らは1つずつ数えたり、手を挙げて答えたりしていた。紙芝居の後でポンカンを受け取った園児らは笑顔で「大きい」「冷たい」と喜んでいた。

 倉田さんは「ポンカンは天草の農家が100年近く守ってきた大切なもの。今回のような活動を通して次の世代に伝えていきたい」と話した。