
JAくま一武給油所(錦町)が2月上旬、同JAでは初のセルフサービス式のガソリンスタンドとして生まれ変わった。同JAは11のフルサービスのガソリンスタンドを営業。2021年度に施設整備や業務の効率化など事業運営強化の取り組みとしてセルフ化を検討し、協議が進められていた。
同給油所は管内の中心に位置する錦町に立地し、国道219号線沿いにあり、組合員以外の利用者も多い。近くに住む60歳代の組合員は「ガソリン価格が高騰する中、安く利用できるのは助かる。思ったよりスムーズに使えた」と話した。
JA購買部の福田孝浩部長は「セルフ化で人件費の削減や業務の効率化を図り、燃油などのコストの低減を図りたい。高齢者や初心者に安心して給油してもらえるまで、しっかりサポートしたい」と話す。3月にグランドオープンし、キャンペーンを行う予定だ。