熊本の農畜産物

セロリの出荷ピーク 出来は上々 JA鹿本

2023.02.15
セロリを収穫する清田さん

 JA鹿本管内では1月下旬からセロリの出荷がピークを迎えている。爽やかな香りとシャキシャキとした歯ごたえが特徴。主に熊本や広島方面へ出荷し、3月下旬まで総出荷量9500ケース(約95トン)を見込む。

 部会員は12戸で174アールを栽培。5年程前から部会員による「アドバイザー巡回」を導入し、生育に応じた管理や防除などの適切なアドバイスをしている。品質や適正サイズ(2L)の収量がアップするなど、生産者の所得増大につながっている。 

 熊本市北区植木町のアドバイザー・清田博成さんは「今年も大きさ、味ともに上々の出来。最近のセロリは癖も少なく食べやすいので、ぜひ多くの方に食べていただきたい」と話した。