熊本の農畜産物

白ネギ出荷最盛期 堆肥で質高く JA菊池

2023.02.10
白ネギの出荷調製作業をする隈部さん

 JA菊池管内で白ネギの出荷最盛期を迎えている。畜産が盛んな管内では、耕畜連携の良質な堆肥を使用することで、品質の向上を図る。高品質で甘味があり、柔らかいと好評だ。

 管内でも生産の盛んな菊池市旭志のJA野菜集荷所では週3回、日量500ケース(1ケース3キロ)を北九州や熊本方面に出荷する。

 JA旭志葱(ねぎ)部会の隈部弘樹さん(34)は白ネギ栽培は2年目。「難しいところもあるが、部会の先輩方に学びいいネギができた。2月は甘味が増し、一番おいしい時期となる。多くの人に食べてもらいたい」と話した。

 隈部さんは就農5年目で小松菜などの小物野菜を栽培。白ネギは20アールで作っていて、今後50アールまで増やしたいと意欲を燃やす。