
JA鹿本管内で1月30日、アスパラガスの出荷が始まった。2023年産はJAアスパラ部会86戸が「ウェルカム」を中心に、総出荷量約220トンを目指す。
出荷初日、山鹿市のJA菊鹿選果場では、生産者2戸が持ち込んだ2Lサイズ中心のアスパラガスを選果、箱詰めして市場へ出荷した。
この時期のアスパラガスは「春芽」と呼ばれ、2月下旬から3月上旬をピークに5月下旬まで出荷する。6月上旬から「夏芽」に切り替わり、10月下旬まで続く。
JA営農指導課の上村郁磨さんは「直近の低温の影響で昨年より2日ほど出荷は遅れたが、品質は例年通り上々だ。春芽はみずみずしく甘みがあるのが特徴で、ぜひ多くの方に食べてほしい」と話した。