熊本の農畜産物

サツマイモ出荷最盛 6月まで1750㌧ JA菊池

2023.02.01
JA南営農センターに集荷されるサツマイモを確認する西さん

 JA菊池管内でサツマイモの出荷が最盛期を迎えている。大津町にある南営農センターでは、日量10トンを姫路、岡山、広島、福岡方面へ出荷する。品種は「ほりだしくん」(高系14号)と「べにはるか」。出荷は6月まで続き、出荷量1750トンを見込む。

 生産者は貯蔵していたサツマイモを洗い、調製と選別をして箱に詰め、出荷する。サツマイモは貯蔵庫で温度や湿度を適温で保つことで甘味を増す。

 JA担当の西淳史職員は「これからの時期が特においしく食べられるので、多くの人に味わってほしい」と話す。

 JAカンショ部会では大津町を中心に、28戸が70ヘクタールで栽培する。部会出荷のサツマイモはJAの農産物市場「大津とれたて市場」でも販売。集荷所からの地方発送も引き受ける。県内外の知人や友人への贈答用としても喜ばれている。