
JA菊池管内でイチゴの出荷が順調に進んでいる。品種は「ひのしずく」「ゆうべに」「恋みのり」の3品種。検査員の厳しいチェックに加え、鮮度保持のための保冷庫を活用。フレッシュさを保つことから、市場でも「新鮮で日持ちの良い」と高い評価を得ている。輸出強化や特別販売品などで有利販売にも努める。
一番花から二番花に移行しながら安定出荷を続ける。1月中旬から日量5000から6000パックを出荷中。徐々に数量を伸ばし、3月上旬のピーク時には日量1万パックを見込んでいる。
部会員は39戸で、652アールを栽培。部会員が一丸となって大きさと味を追求し、努力と団結で「きくちいちご」のさらなるブランド化を目指す。
JAイチゴ指導員の矢野博之さんは「天候にも恵まれ、玉太り・食味ともに良好。県内でも面積を増やしている『ゆうべに』は菊池でも面積を増やし、『ひのしずく』と並ぶ菊池の目玉品種にしたい」と話した。