熊本の農畜産物

甘さ抜群の「美里カボチャ」初出荷 JA熊本うき

2022.12.28
持ち込まれた「美里カボチャ」を確認する職員

 JA熊本うきと美里町でブランド化を進めている「美里カボチャ」の出荷が12月中旬から始まった。今季はやや小玉傾向で品質は例年並みの仕上がり。JAは選別を徹底し、安定した品質で出荷をしたい考えだ。

 初日はJA東営農センターで約90ケース(1ケース10キログラム)を関東や関西地方に出荷。2023年1月下旬まで続き、関東地方を中心に総出荷量約3000ケースを計画する。

 同町内の生産者29戸が約4ヘクタールで作付け。品種は「くりゆたか」で、11月上旬から収穫し、各家庭で1カ月以上の風乾を経て出荷する。生産者たちは適切な保管で高品質品の出荷ができるように努める。

 営農指導部園芸二課の芥川明世課長は「検査を徹底し、安定した品質の『美里カボチャ』出荷を目指したい」と話した。