熊本の農畜産物

タケノコ良質 最高のスタート JA鹿本

2022.12.19
選別されるタケノコ

 JA鹿本は12月上旬、タケノコの出荷を始めた。JA管内は県内有数の産地。JAタケノコ部会は約360人で総出荷量805トン(青果275トン、原料530トン)を見込む。青果については関東方面を中心に出荷する。価格帯によってはJAが運営するタケノコ加工場での加工に切り換え、4月末まで集出荷が続く。

 初出荷当日は同JA菊鹿選果場に生産者14人が102キログラムのタケノコを持ち込んだ。選果場作業員らが規格を確認して箱詰めし、関東に出荷した。

 上村郁磨場長は「2022年産は10月からの降水量が少なく、サイズや出荷量への影響が心配されたが量、品質ともに良好で最高のスタートだ」と意気込む。今後も園地管理を徹底し、部会員一丸で高品質なタケノコ栽培に努めていく。