熊本の農畜産物

「冬ゴボウ」出荷始まる 需要期に向け意識統一 JA菊池

2022.12.12
査定会で出荷規格を確認する部会員

 JA菊池ゴボウ部会「冬ゴボウ」の出荷が始まった。出荷本番を前に12月上旬、JA北営農センターで出荷査定会を開いた。年末年始の需要期に向けて、2022年度冬ゴボウの販売状況や出荷規格、出荷日程の確認をして部会員の意識を高めた。

 冬ゴボウ出荷者は74戸で栽培面積は84ヘクタール。初出荷は11月下旬で300ケース(1ケース2キロ)だった。12月には日量4000~5000ケースを見込む。3月中旬まで関東、名古屋、大阪、九州一円に届ける。年内目標は210トン。

 川口晃範部会長は「生育期に雨が降らず小ぶりではあるが、品質は良好。選別を徹底し、しっかり出荷していきたい」と力を込める。

 JA営農部園芸課の山口博司係長は「年末年始の需要期に向けて出荷を伸ばしたい」と意欲を燃やす。