熊本の農畜産物

レタス出荷始まる 契約栽培で販売安定 JAあまくさ

2022.12.08
レタスを出荷する池田部会長

 JAあまくさ園芸部会大矢野支部ノーラップレタス部会では11月下旬、冬の基幹作物であるレタスの出荷を始めた。同部会はラップ包装による出荷作業の省力化を図り、その時間を栽培時間にかけることで栽培面積の拡大により所得の増大に努めてきた。契約栽培で安定的に販売し収益確保につなげている。

 部会長の池田康弘さんは「今年の出荷は1週間ほど早いスタートになった。部会全体の努力により食味は良好。今後は霜よけ対策などを徹底して、品質管理に努める」と話した。

 レタスは13戸の農家が栽培しており、JAでは2022年度出荷数量910トン、販売高1億4924万円を計画。12月中旬にピークを迎え、3月初旬まで続く。